* 弥生時代 (文化 ) *
おはようございます😄
前回は縄文時代でしたので.今回は弥生時代についてみていきます。
縄文が現代社会の(原点)ならば弥生は現代社会に向けた(出発点)だったと云えるでしょう。
現在の(資本主義)の原型がそこに有ります。
* 身分の差 * 貧富の差 *社会の仕組み 等々
紀元前三世紀~紀元後三世紀の約600年ですが何をもって始まりとみるかです。
「農耕生産(コメ)」とするのが一般的なのでもっとさかのぼります。
考古学者達が様々検証しています。
農耕の伝来は様々な変化をもたらしました。
写真のような(道具 )もその1つです。
縄文迄は( 石器 )が中心でしたが.木製や後期になると鉄器が伝わり生産力は飛躍的に向上します。
*水田の開墾が進み、米の大量生産が可能になりました。
*水田の開墾は大勢の民衆の協力が必要でリーダーが仕切る様に為ります。
*支配する者と支配される者に分かれていきます。
*川に沿って幾つかの部族が出来て、土地争いが起こり、勝利した部族が川一帯を支配して、小さな「クニ」になるのです。
その様子は中国の「漢書地理志」「後漢書東夷伝」に記載されています。
当時の日本は( 百余国 )に分かれて、争っていました。
いわゆる「倭国大乱」です。
上の写真は日常の農作業の様子です。
下の写真は争いの武器、頭の傷口.敵が攻めにくい様に掘りで集落を囲んだ「環濠集落」等々があり、当時の切迫感が伝わってきます。
そんな戦のなかから「魏志倭人伝」の(邪馬台国)と(卑弥呼)が登場してきます。
以前に邪馬台国の場所、卑弥呼の精神的性格について書きましたので略します。
弥生時代は現代社会の出発点であり、現代社会の長所や矛盾をはらんでいました。
詳しくはまた別の機会にと思います。
ありがとうございました。明日も良い1日でありますように❗